ダイエット方法|何g・何kcal・何分・何回?初心者でも今日からできる完全ガイド

「ダイエットを始めたいけど、具体的に何をすればいいの?」

「ご飯は何g?」「何kcal食べればいい?」「筋トレは何回?」「ウォーキングは何分?」

ダイエットは、ただ食事を減らしたり、運動を頑張ったりすればいいわけではありません。

大切なのは、自分が実践できる数字に落とし込むことです。

この記事では、ダイエット初心者の方でも分かりやすいように、食事・運動・生活習慣を「何g・何kcal・何分・何回」という具体的な数字を使って解説します。

この記事のポイント

・1日のカロリーはどう考える?
・タンパク質は何g?
・ご飯は何g?
・野菜は何g?
・間食は何kcal?
・ウォーキングは何分?
・筋トレは何回?
・実際の1日の食事例は?

ダイエットの基本は「摂取カロリー<消費カロリー」

ダイエットの基本は、

摂取エネルギーより消費エネルギーが上回る状態を継続すること

です。

例えば、1日の消費エネルギーが2,000kcalの人が1,700kcal食べた場合、

2,000kcal − 1,700kcal = −300kcal

となります。

つまり、1日約300kcalのエネルギー赤字です。

ただし、実際の体重は脂肪だけで決まるわけではありません。

水分量、塩分、炭水化物の摂取量、便通などによっても変動します。

そのため、「昨日より0.5kg減った」「今日は1kg増えた」という1日単位の数字だけで判断するのではなく、1〜4週間程度の体重の推移を見ることが大切です。

1日のカロリーは何kcalにすればいい?

ここで注意したいのが、

「ダイエット=1,200kcal」

のように、全員が同じカロリーにするわけではないということです。

必要なエネルギー量は、

  • 年齢
  • 性別
  • 身長
  • 体重
  • 筋肉量
  • 仕事
  • 歩数
  • 運動量

などによって変わります。

まずは現在の体重が維持されている食事量を把握し、そこから1日300〜500kcal程度の赤字を目安に調整する方法があります。

例えば……

消費:2,000kcal
摂取:1,700kcal

なら、

−300kcal/日

です。

一方、

消費:2,000kcal
摂取:1,500kcal

なら、

−500kcal/日

になります。

最初から極端に食事を減らすのではなく、まずは小さな赤字から始めるのがおすすめです。

タンパク質は1日何g?

ダイエット中に特に意識したい栄養素がタンパク質です。

筋トレを行いながら減量する場合、タンパク質を十分に摂ることは、筋肉量を維持するうえでも重要です。

一つの目安として、

体重1kg × 1.2〜1.6g

で計算してみましょう。

体重別の目安

体重タンパク質
50kg60~80g
60kg72~96g
70kg84~112g
80kg96~128g

例えば体重60kgなら、

60kg × 1.2〜1.6g=72〜96g

が目安になります。

ただし、「タンパク質100g=肉100g」ではありません。

食品100gに含まれるタンパク質量は食品によって違います。

例えば鶏むね肉100gには、商品や調理状態によりますが、タンパク質が約20g前後含まれます。

そのため、タンパク質は肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などから1日を通して摂取しましょう。

ご飯は何g食べればいい?

ダイエット中だからといって、炭水化物を完全に抜く必要はありません。

まずは、

炊いたご飯100〜150g/1食

を目安にしてみましょう。

炊いた白米は100gあたり約156kcalが目安です。

ご飯のカロリー目安

  • 80g:約125kcal
  • 100g:約156kcal
  • 120g:約187kcal
  • 150g:約234kcal
  • 200g:約312kcal

例えば、

朝100g+昼150g+夜100g

なら、1日のご飯は合計350g。

カロリーは約546kcalです。

もちろん、活動量が多い人や運動量が多い人は、必要な量が増える場合があります。

「ご飯を食べたら太る」のではなく、1日の摂取量全体を管理することが重要です。

野菜は1日何g?

野菜は、

1日350g程度

を目標にしてみましょう。

例えば、

  • 朝:100g
  • 昼:150g
  • 夜:100g

で合計350gです。

ただし、「350gの野菜を食べれば必ず痩せる」という意味ではありません。

野菜だけではなく、

主食+主菜+副菜

を組み合わせて、バランスのよい食事にすることが大切です。

野菜を増やすコツ

生野菜だけで350gを食べるのが大変なら、

キャベツ・白菜・きのこ・もやし・ブロッコリーなどを加熱する

のもおすすめです。

加熱するとかさが減るため、量を食べやすくなります。

ダイエット中でも間食はOK?

「ダイエット中はお菓子禁止」と考える必要はありません。

大切なのは量と頻度です。

間食をする場合は、

100〜200kcal程度

を一つの目安にすると管理しやすくなります。

例えば

  • ゆで卵2個:約140〜160kcal程度
  • ナッツ20g:約120kcal程度
  • 無糖ヨーグルト:約60〜100kcal程度
  • バナナ1本:約80〜100kcal程度

など。

ただし、商品によってカロリーは異なるので、正確に管理したい場合は食品表示を確認しましょう。

ダイエット中の飲み物は?

食事を頑張っているのに体重が減らない場合、飲み物を確認してみましょう。

水や無糖のお茶は、カロリーを抑えやすい飲み物です。

おすすめは、

  • 炭酸水
  • 緑茶
  • ウーロン茶
  • ほうじ茶
  • 無糖コーヒー

など。

一方、砂糖などを含むジュース、清涼飲料水、加糖コーヒーなどは、飲む量によって摂取カロリーが増えます。

「飲み物だから食事ではない」と考えず、飲み物のカロリーも1日の摂取量に含めることがポイントです。

ウォーキングは何分やればいい?

ダイエット初心者におすすめしやすい有酸素運動がウォーキングです。

まずは、

20〜30分

から始めてみましょう。

慣れてきたら、

30〜60分

程度まで伸ばしていきます。

毎日必ず60分歩かなければならないわけではありません。

例えば、

30分×週4回=週120分

です。

「1回60分できないから意味がない」ではなく、自分が継続できる時間から始めることが大切です。

※消費カロリーは体重・歩く速度・坂道・年齢などによって大きく変わるため、「30分=必ず150kcal」のように固定して考えることはできません。

歩数は何歩を目標にする?

「ダイエットなら1日1万歩」とよく言われますが、いきなり1万歩を目指す必要はありません。

現在の歩数を確認して、まずは、

現在の平均歩数+約2,000歩

を目標にする方法があります。

例えば、

現在5,000歩

まず7,000歩

慣れたら8,000歩

さらに余裕があれば9,000歩

というように増やします。

重要なのは、自分の現在の活動量から少しずつ増やすことです。

筋トレは週何回?

ダイエット中は、筋トレも取り入れてみましょう。

初心者なら、

週2〜3回

からスタートするのがおすすめです。

1回あたり、

30〜60分程度

でも十分です。

初心者向けメニュー

スクワット

15回×3セット

ヒップリフト

20回×3セット

腕立て伏せ

10回×3セット

プランク

30秒×3セット

セットとセットの間は、

60〜90秒程度

休憩しましょう。

「100回やる」ことより、正しいフォームで適切な負荷をかけることが大切です。

自宅でできる30分筋トレメニュー

忙しくてジムに行けない方は、自宅でもトレーニングできます。

①スクワット

15回×3セット

太もも・お尻を中心に鍛えます。

②ヒップリフト

20回×3セット

お尻を意識してゆっくり行います。

③腕立て伏せ

10回×3セット

難しい場合は、膝をついて行ってもOKです。

④プランク

30秒×3セット

腰が反らないように注意します。

⑤休憩

各セットの間に60〜90秒

これだけでも、全身を使った基本的な筋トレになります。

ダイエット中の1日の食事例

例えば、1日1,700kcal程度を目標としている人の場合、以下のような食事構成が考えられます。

朝食:約400kcal

  • ご飯100g
  • 卵2個
  • 納豆
  • 野菜
  • 味噌汁

昼食:約600kcal

  • ご飯150g
  • 鶏むね肉150g
  • 野菜
  • スープ

夕食:約500kcal

  • ご飯100g
  • 魚150g
  • 野菜
  • 豆腐などの副菜

間食:約200kcal

  • ヨーグルト
  • 果物
  • ナッツなど

ただし、これはあくまで食事構成の一例です。

1,700kcalがすべての人に適した摂取量という意味ではありません。

ダイエット中の「外食」はどうする?

外食も完全に禁止する必要はありません。

選ぶときは、

「主食+タンパク質+野菜」

を意識しましょう。

例えば、

おすすめしやすい組み合わせ

焼き魚定食
刺身定食
鶏肉の定食
そば+卵
おにぎり+サラダチキン+サラダ

など。

一方で、

ラーメン+チャーハン+餃子

のように、主食を重ねるとカロリーが大きくなりやすいため注意が必要です。

ダイエットでやってはいけないこと

ダイエットでありがちな失敗が、

「早く痩せたいから、食事を極端に減らす」

ことです。

例えば、

1日1,000kcalしか食べない
毎日2時間走る
炭水化物を完全に抜く

など、極端な方法は長続きしにくく、栄養不足や体調不良につながる可能性があります。

また、短期間で体重が大きく減っても、そのすべてが脂肪とは限りません。

ダイエットでは、無理なく継続できるペースを作ることが重要です。

初心者向け!30日間ダイエット方法

1週目|まず記録

  • 毎朝体重を測る
  • 食事を記録
  • 間食を記録
  • 飲み物を記録
  • 歩数を確認

まずは自分の生活を知ります。

2週目|食事を改善

  • タンパク質を毎食入れる
  • 野菜350g/日を目標
  • ご飯100〜150g/食を目安
  • 間食100〜200kcal程度
  • 甘い飲み物を減らす

3週目|運動を追加

  • 筋トレ週2〜3回
  • ウォーキング20〜30分
  • 歩数を+2,000歩程度

4週目|結果を確認

体重だけではなく、

  • ウエスト
  • 体脂肪率
  • 歩数
  • 筋トレ回数
  • 食事
  • 睡眠

を確認しましょう。

ダイエット方法を数字でまとめると?

最後に、この記事のポイントをまとめます。

項目目安
カロリーまず−300~500kcal程度を検討
タンパク質体重×1.2~1.6g/日
ご飯100~150g/食
ご飯100g約156kcal
ご飯150g約234kcal
野菜350g/日程度
間食100~200kcal程度
筋トレ週2~3回
筋トレ時間30~60分
スクワット15回×3セット
腕立て10回×3セット
ヒップリフト20回×3セット
プランク30秒×3セット
ウォーキング20~30分から開始
歩数現状+約2,000歩から
睡眠7~9時間程度

まとめ|ダイエットは「具体的な数字」にすると続けやすい

ダイエットで重要なのは、「とにかく食べない」「毎日激しい運動をする」ことではありません。

まずは、

−300〜500kcal程度のエネルギー収支を検討

タンパク質:体重×1.2〜1.6g/日

ご飯:100〜150g/食

野菜:350g/日程度

間食:100〜200kcal程度

筋トレ:週2〜3回

ウォーキング:20〜30分

歩数:現在より約2,000歩増やす

というように、具体的な数字に落とし込んでみましょう。

そして、最も大切なのは「完璧にやること」ではなく「続けること」です。

1日食べすぎたとしても、翌日から戻せば問題ありません。

体重が1日増えても、それだけで脂肪が増えたとは限りません。

焦らず、食事・運動・睡眠を少しずつ整えていきましょう。

「何となくダイエット」から「数字で管理するダイエット」へ。

それだけでも、自分が何を改善すればいいのかが見えやすくなります。